自称リトアニア大使

リトアニアが大好きな日本人男子です! 日本人の中で自分程この国を愛している人はいないと思います! ここでは自分の今までの経験から得たリトアニアに関することを書いていきたいと思います!

リトアニア語の勉強が続かない/始められない人へ

リトアニア語の勉強を始めたいけど中々始められない、リトアニア語の勉強始めたけどモチベーションが上がらない、といった人は多いんじゃないでしょうか。僕も実際以前ありました。モチベーションが上がらず、又は時間が取れなくてリトアニア語の勉強を何ヶ月もサボった時期がありました。でもこれにはある一つの理由があるんです。自分自身では全く気付いていないのかもしれませんが、もうこれがたった一つの理由だと認めるしかないでしょう。それは単純に、リトアニアをまだ100%愛しきれていない、です。これでタイトルにあるような問題は解決できると僕は本気で思っています。僕のようにリトアニアにどっぷり惚れ込んで、どんな嫌なことがあってもリトアニアを愛することが出来る人であれば、リトアニア語の勉強を絶対にしようと思いますし、リトアニア語を完全に習得したいと思うはずです。それに、勉強の時間が取れない、とか、勉強へのモチベーションが保てない、と言うのであればそれはリトアニアを愛しきれていないだけなのです。もうそれは僕からすれば、ただの勉強したくない言い訳です。

僕はリトアニアを本気で好きになろうと決めた時、リトアニアの音楽をひたすら熱心に聞き、毎月リトアニアを訪れるようになり、とにかく積極的にリトアニアに関わろうとしてきました。そして気付いたら今のようにリトアニアをめちゃくちゃ愛せるようになったのです。リトアニアを本気で好きになることはそんなに難しくありません。ただ積極的に自分自身の生活にリトアニアの何かを取り込む又はリトアニアの何かにどっぷりハマったらいいんです。そうすれば自然とリトアニアを本気で愛してるしリトアニア語も勉強してるでしょう。

僕が思うに、リトアニア語を勉強しなきゃ!、という感じで義務感で勉強しようとしていればそれは続かないでしょう。本来勉強は好きだからやるものだと僕は考えてます。何かを好きであればそれを勉強し始めるのが自然な流れだと思います。

まずはリトアニアに嵌まれる何かを自分自身で見つけましょう。好きから入れば自然と勉強を始めていると思うので、あまり焦る必要はないでしょう。

(番外編) リトアニアからすぐに行けるラトビアの閉ざされていた街

リトアニアの港街クライペダで一泊した後僕はラトビアに行くことを計画していました。ソ連の遺産を見るのが好きな僕はラトビアの港街リエパーヤ(Liepāja)という所に行きたかったのです。リエパーヤは日露戦争中ここから日本へバルチック艦隊が出発したということでよく知られています。クライペダからリエパーヤへはバスでだいたい2時間程と近く、本数もいくつかあったと思います。前日に駅近にあるクライペダのバスターミナルでリエパーヤ行きのチケットを買っておきました。クライペダのバスターミナルは駅とは対照的に人が沢山いました。それもそう、リトアニアでは電車よりもバスの方が利用する人も多く人気なのです。バスの方が本数も多いので。
昼前にクライペダを出発し、あっという間にリエパーヤに到着しました。
IMG_4563
バスターミナルには立派な建物があるのですが周辺は何もないです…

リエパーヤのバスターミナルから中心部は結構離れているのでトラムを使おう、と思っていたのですが、そこである問題が… ラトビアの現地通貨を持っていませんでした。。。当時のリトアニア、ラトビアはまだユーロではなく、リトアニアはリータス(litas)、ラトビアはまだラッツ(lats)を使っていたのです。当時はキャッシュカードなどのカード類は持っていなくて、バスターミナル周辺も銀行も両替所もなくラトビアラッツを手に入れることが出来ず、街の中心部まで行くトラムに乗れず、結局重いバックパックを背負って街まで歩きました…
IMG_4550
今は亡きラトビアの旧通貨ラッツ。絵柄が魚って… 札の方も家とか木だったりで… 有名な人いなかったっけ?w


IMG_4527
IMG_4539
こんな道をひたすら歩きました。なんかタイムスリップしたような雰囲気が漂っていました。家々は古くてまあまあボロくて道路もガタガタで趣がありました。

IMG_4529
IMG_4545
家の窓際では猫ちゃんがお昼寝してたり… めっちゃのどかで平和…

IMG_4528
IMG_4542
IMG_4543
IMG_4544
19〜20世紀のような雰囲気です。

IMG_4537
IMG_4549
リエパーヤのトラムは1899年から運行されているヨーロッパで最も古いとされている。

何十分か歩いた後運河を渡るとようやく街の中心部です。街に着いたのはいいんだけど、今晩泊まる場所を決めていなかったので手当たり次第ホテル、ホステルをぶっつけで回りました。が、どこも満室で中々見つからない。こんな小さい街に誰が来んだよ!って思っていたのだが、後判明したことによるとこの時ちょうどビーチフェスティバルがあったという。のわりにそんなに街に人が沢山いるわけではなかったのだが… 結局リエパーヤの四つ星ホテルに泊まることに…値段がたしか83lats、大体13000円ぐらい… 翌日は朝の7時頃にホテル出たので、ほとんどホテルにいなかったっていう…もう金の無駄でした… 
IMG_4551
四つ星ホテルからの風景

ホテルに荷物を置き外出すると僕が真っ先に向かったのは旧ソ連時代の軍港があった場所カロスタ地区であった。
中心部とは真逆の方向にあって、バスターミナルまで戻りまたさらに進むとその地区はあります。中心部から歩くと1、2時間はかかったのでバスで行きましょう笑 リエパーヤはソ連時代は閉鎖都市でソ連の重要な軍港でした。なのでロシア人も多く住み、このカロスタ地区にはソ連風の建物が残り、立派な正教会も建っています。たしかラトビアで一番大きな正教会です。ソ連の遺産を見るのが好きな人にとってはたまらない場所です!(ちなみに共産主義は嫌いですよ!)
IMG_4553
IMG_4533
IMG_4535
IMG_4534


IMG_4552
IMG_4554
IMG_4555
ソ連時代の建物が多く残っていて、とてもノスタルジックな雰囲気でした。こういうのがいいんだよねー。

こうしてソ連の雰囲気を充分に味わった後、今度はまた真逆の方向にある街の中心部まで歩いて帰りました。

IMG_4557
建物の前の道路にはでかい池…いえ水たまりが…

IMG_4562
IMG_4559
IMG_4558
海もあります

IMG_4560
リエパーヤの駅
いつ電車が走ってるの?って思うぐらい本数は少ないと思う。

ひたすら歩くと旧市街に着きました。もう夕方なのでさほどの店は閉まっていて人気も全くありませんでした… これでもラトビア第3の街です。ちなみに7万ぐらいしか人が住んでません。
IMG_4540
IMG_4538

この街にはなんとロックカフェがあります。音楽が盛んなのでしょうか?建物が立派です。
IMG_4541
IMG_4547
IMG_4546

結局どこも閉まっていて何もすることがなく、一通り街を見てリエパーヤ観光は終わりました。翌日は早朝にリエパーヤを出て、首都のリガを素通りしリトアニアのシャウレイと世界遺産の十字架の丘に行きました。
シャウレイについてはこの記事→

















 

リトアニアの海辺のビーチは容易に独占できちゃう?

前回の記事で初のリトアニアの印象を語りました。でも初のリトアニアで行った場所はヴィリニュスだけではありませんでした。今回の記事ではそこから電車で6時間の場所です。さてどこでしょう?

5年前の夏… ヴィリニュスを堪能した僕は一旦Dちゃんと別れて、ヴィリニュス駅から電車に乗り揺られること6時間、リトアニア第3の街クライペダ(Klaipėda)に着きました。この街は人口がおよそ14万人。駅に電車が着き大勢の人が電車から降り駅を出ると駅はすっからかんに…ここマジで第3の街?ってぐらい駅はほぼ無人になりました…
IMG_4500
リトアニアの車窓から…

IMG_4501
リトアニア国鉄

駅を出るとただの閑静な住宅街。取り敢えず今日泊まる宿を駅近のホステルに決め、荷物を置き街に出た。

近くには緑溢れる公園と住宅。公園にはよう分からんモニュメントが沢山ありました。リトアニアではよくあることですが。
IMG_4504
IMG_4505
IMG_4506

歩くこと数十分、ようやく街っぽくなってきました。ただマジで人が全然いないw

IMG_4507
IMG_4508

静かな街を歩いていると港に着きました!
IMG_4510
IMG_4511
怖い人が這い上がろうとしています。。

IMG_4512
IMG_4513
クライペダと言えば海と港!
これなしではクライペダとは言えませんw クライペダは元々プロイセンやドイツ帝国に属していた時期が長かったのでドイツ風の建物がいくつもあります。ドイツ語ではクライペダをMemel(メーメル)と言い、ドイツ領の最東北部に位置していました。ドイツ国歌の3番目の歌詞にもメーメルの名前が出てきます。

IMG_4516
IMG_4517
IMG_4499
港は開放感があって気持ちいいー!

ここを歩いているときに後ろから自転車に乗っているじーちゃんに「ヤーパン、ヤーパン」と声をかけられました。その後何故かロシア語になって話しかけられましたが、当時の僕のロシア語ではたいした会話が出来ず終わりました…

この港からは対岸のSmiltynė(スミルティネ)に渡って、さらに南下すると有名なクルシュー砂州があるNida(ニダ)の街に行くことが出来ますが、僕はそこに行く時間がなかったのでスミルティネに渡るだけにしました。
IMG_4514
五分ぐらいで渡れます。

IMG_4521
スミルティネに着くと目の前には濃い森が広がっています。そこをしばらく歩くと…

IMG_4518
IMG_4520
誰もいないビーチが見えてきます!七月に誰もいないって… どうなってんだ夏のリトアニアのビーチは!って思われるかもしれませんが、実はこの日の気温は15度を下回っていました… リトアニアの夏は寒暖の差が激しいのでジャケットを持ってないと苦しみます。笑

IMG_4522
IMG_4523
IMG_4524
夏(7月)だというのに寒風が吹くリトアニアのビーチ… でも夕日と海のコラボ、そして無人のビーチは最高でした。日本人一人のためにプライベートビーチが用意されていました!

IMG_4525
その後クライペダの港に戻り、急に変わった天気で雨に降られながらホステルへ帰りました。

クライペダはたったの一泊だけ。それ以来一度も行っていないのですが、来年の夏また行けたらいいなぁーと思ってます。

クライペダの次はお隣の国ラトビアへバスで行きました。














プロフィール

コタロヤヌシュ

ギャラリー
  • リトアニア、ヴィリニュスで森林浴〜
  • リトアニア、ヴィリニュスで森林浴〜
  • リトアニア、ヴィリニュスで森林浴〜
  • リトアニア、ヴィリニュスで森林浴〜
  • リトアニア、ヴィリニュスで森林浴〜
  • リトアニア、ヴィリニュスで森林浴〜
  • リトアニア、ヴィリニュスで森林浴〜
  • Ar tu ją matei? - L+ リトアニア語対訳歌詞
  • Jazzu - Apie Tave クリスマスにぴったりなリトアニアのジャズ音楽 リトアニア語対訳歌詞
  • ライブドアブログ